丸山歯科医院ブログ

虫歯を作らせない！デンタルフロスの習慣は子供のうちから！

近年、歯ブラシと一緒にデンタルフロスをする習慣が一般的になり、歯の健康に気をつかう方も増えてきました。
ただ、日本では子供の歯にフロスを使うという意識はまだまだ薄く、使用していない方が多いようです。デンタルフロスは大人だけが必要なものではなく、同じように子供の歯のケアにも有効なのです。

子供にもデンタルフロスは必要です

子供の時に生えている乳歯は歯と歯の間に隙間があるため歯ブラシでも比較的磨きやすいですが、６歳くらいになると永久歯が生えてくる関係で歯と歯の間が詰まってきます。特に歯と歯の間は食べカスや雑菌が詰まりやすく虫歯になるリスクが高い場所ですのでしっかりとデンタルフロスを使いケアする必要があります。

子供のころからデンタルフロスの習慣を身に着けさせておけば、大人になってからも口腔ケアの意識が続き健康な歯をキープすることができます。仕上げ磨きの時からデンタルフロスを取り入れ徐々に慣れさせていきましょう。

子供にデンタルフロスをする時の注意点

デンタルフロスは使い慣れるのにコツがいります、使い方を誤ると歯茎を傷つけてしまう原因にもなりますので仕上げ磨きでフロスを行う時はあまり力を入れすぎないように注意しましょう。お子様が最初に痛い思いをしてしまうとフロスを嫌がるようになってしまいますので、徐々に慣らして行くことから始めていくことがおすすめです。

糸巻タイプは使用するのが難しいので、まずはホルダータイプのものを使ってみましょう。今は子供用の小さいホルダータイプのフロスもドラッグストアなどで販売されています。
まだ小さい頃は寝かせながら仕上げ磨きと一緒に行い、小学校高学年頃からはフロスを自分で持たせて鏡を見ながら前歯の部分などやりやすい所からやらせてみましょう。

まとめ

いかがでしたか？健康な歯を維持するには子供の頃からのケアが重要になります。特に歯と歯の間は汚れが溜まりやすく、虫歯になりやすい部分です。お子様の歯を守るためにも、しっかりとフロスをすることを習慣にし、仕上げ磨きにも取り入れるようにしましょう。