丸山歯科医院ブログ
丸山歯科医院は初診時に丁寧にお話を伺い、検査・診断した上で治療を開始致します。
むし歯って…??①
今回は、むし歯についてお話します。
むし歯はむし歯でも、初期のものと進行したものでは大きな違いがあります。
むし歯がエナメル質だけの場合、痛みは起きません。
このときに治してしまえば痛い思いをしなくてすみます。
これをC1(シーのいち)といいます。
ところが、むし歯でエナメル質に穴が開き、象牙質にいたると、しみたり頭に響くような痛みが生じます。
これをC2(シーのに)といいます。
このころの痛みは強烈な痛みではなく、外からの刺激を少し感じる程度です。
つねにしみるわけではなく、なにか刺激を受けたときにしみたりしますが、しばらくすると唾液などの自然なバリアに覆われ、痛みは治まってしまいます。
むし歯がさらに歯髄(神経)に近付くと、強い刺激を受けます。
象牙質に炎症が広がると、その奥の歯髄に細菌が入り込んで炎症が起きます。
そして強い痛みが生じます。
これをC3(シーのさん)といいます。
歯隋は炎症によって化膿し腫れあがります。
しかし、膿の逃げ場がないので、歯の内圧が高まるにつれて神経が強く圧迫され、強烈に痛むようになってしまいます。
続きはまた次回お話します。