丸山歯科医院ブログ
丸山歯科医院は初診時に丁寧にお話を伺い、検査・診断した上で治療を開始致します。
歯周病と全身疾患⑥
-歯周病と妊娠ー
歯周病にかかっている妊婦は、早産や低体重児(2500g)を出産する確率が高く
なります。妊娠中はつわりなどにより、口腔内の衛生状態が悪くなります。これに加え
女性ホルモンの血中濃度が高くなります。女性ホルモンは歯周病菌を増殖させるため
歯肉炎を引き起こしやすく、しかも進行が速くなります。
歯周病が悪化すると炎症物質が生産され、これが血中濃度を高めます。これにより胎盤
が刺激され陣痛や子宮収縮がおこり、早産を引き起こす可能性が高まります。
ですから、妊娠中は口腔内を清潔に保つように心がけましょう。
投稿日:2011年11月2日 カテゴリー:歯周病